富山県助産師会は1928年に「日本産婆会富山県支部」として発足しました。2011年より「一般社団法人富山県助産師会」に法人化し、新しい一歩を踏みだしています。
会員数は2022年6月現在120名です。会員は、病院、診療所、助産所、保健センター、学校と様々な場所で活動しております。
まだ先の見えない新型コロナウイルス感染症は、特に妊娠中の方、小さいお子さんのいる方は外出がままならず、ストレスや孤独感を抱えていると心配されています。
富山県助産師会は 「つなげよう ひろげよう 助産師の輪」をキャッチフレーズに、病院施設・地域の助産師が共に手を取り合い女性とその家族に寄り添い、よりよい支援につなげる努力をしています。
主な活動としては、母子や家族、女性の皆様の健康を支援するために、助産師による育児講座、パパママセミナー、いのちの授業、妊娠・出産・産後の無料電話相談等を実施しています。
また、ここ数年前からは、行政からの委託を受け、産後ケア事業、新型コロナウイルスに感染した妊産婦に対する寄り添い型支援事業と助産師の活動の場を広げています。
会員の皆様に対しましては、より質の高いケアの提供を目指し、また助産師としての専門性をより強化するための研修会を開催し、また会員間の親交を深めるための交流等を企画しています。
このような状況の中で、私たち助産師は地域の皆様に少しでもお役にたてればと願っております。
一般社団法人 富山県助産師会
会長 福岡 弘美